今週のトピック

「次世代へ伝え続けたいこと」2019年 7月 28日

伝道者の書 12章 1節(抜粋)

「あなたの若い日にあなたの創造者を覚えよ」

(引用元:聖書 新改訳 2003新日本聖書刊行会)

先週は日曜日のCSサマーフェスタ、火曜日のハンナの会夏休み同窓会と子どもたちを教会へと招く集会が続きました。多くの子どもたちや、その保護者の方々が来会され、楽しい時間を共にできたことを感謝します。そして、その背後にある、神さまの幼い魂に対する愛、その導きを信じます。

プログラムの中に、毎年ハンナの会の有志スタッフを中心に行っているミュージカル劇があったのですが、今年も豊かに用いられたと思います。ご奉仕に感謝です。

演じられたのは「親切なサマリヤ人」のたとえばなしでした。そこには愛のない人々の姿がわかりやすく描かれています。助けを必要とするけが人を彼らは見捨てていくのです。私自身、決して彼らをさばくことはできないなあと思います。まさに愛において限界がある者です。自分の予定を犠牲にして、どんなことでもできるのか、それは困難だと思ってしまう自分がいるのです。足りなさを自覚させられ、自分には愛がない、むしろ愛を受けていかないと生きていけない真実(自分が助けを必要としている者なんだ!)にも気づかされるのです。

それは絶望と言えるかもしれません。しかし、だからこそ神の愛を知る事ができる恵みが大きいのではないでしょうか。聖書が言うように、その恵み、すなわち「あなたの創造者がいかに"あなた"を愛しているか」を、少しでも若い時に、(わざわいが来る前に・・・)次世代を担うこどもたちに知ってほしいと切に祈っていきたいです。

(文=加藤信行 副牧師)


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