今週のトピック

「恵みを数える」2019年 7月 21日

詩篇 103篇 3節

「わがたましいよ。主をほめたたえよ。
主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。」

(引用元:聖書 新改訳 2003新日本聖書刊行会)

忙しい生活をしていると、私自身、反省しなくてはいけないのですが、どうしても神様から与えられた恵みを数えることを忘れがちだと思います。大変なこと、目の前にある課題をいつも考えておくことは、前に向かって行くために必要なことだと思います。しかし同時に、心を落ち着けて、常に主の力をいただき歩んでいくためにもっと大事なことがあると思います。それは自分が大きな恵みを今、神さまから受けており、過ぎ去った日々の中でも守られてきたかを味わうことだと思います。

4月からの新年度、教会においても、私生活においても大きな変化がありました。わずか4か月たらずですが、大変長い期間だったように思います。教会における働きもそうですが、息子の小学校入学、義理の父の闘病と召天。多くの方々の祈りに支えられ、温かい励ましと執りなしによって一日一日が支えられてきました。

ですから、一つ区切りとなる(息子にとっての1学期終了)となった今週、新たな思いをもって主に祈るものでありたいと思います。主が私のわかる範囲で、全く知らないところにあっても働いて下さり、多くの愛にあふれる兄姉との交わりや、家族、友人をもって支えて下さったことを感謝したいと思います。そして、聖霊なる神が私の中で働き、心を満たし、助けて下さった恵みを覚えます。ですから願いを切に祈るとともに、恵みを数えて感謝していかなくては思わされています。そして、今、心に喜びと希望があふれてきているのです。

(文=加藤信行 副牧師)


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