詩篇　37篇 3-5節

「主に信頼して善を行え。
地に住み、誠実を養え。主をおのれの喜びとせよ。
主はあなたの心の願いをかなえて下さる。
あなたの道を主にゆだねよ。
主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる。」

(引用元：聖書 新改訳 2003新日本聖書刊行会)

今週、先週と大変忙(せわ)しない日々を過ごしています。総会資料作成と春休みにおける行事、そしてイースターに向けて働きを進めていく必要があったからです。その時期が来るのは前もってわかっていました。ですから、前もって準備を進め、作業は進行していたはずなのですが、直前になり見落としていた事に気づいたり、詰めなくてはいけないことが出てきて、心と頭がいっぱいになってしまう時も正直ありました。

そのような中で、敢えて私自身が選択したのが「出かける事」です。神学校のカンファレンスに参加することは絶対にしなくてはいけないことではありませんでしたし、今週も家族で２回ほど外出する機会を持ちました。それはしなくてもよい事だったかもしれませんが、自分の信仰の励ましのために、人と人の関係、その交わりの祝福のために選びました。

もちろん、それが無謀かどうかをよくよく考えるべきだとも思います。身体には限界もありますし慎重さも必要でした。しかし、「私を愛してすべてを導いて下さるお方が喜ばれることは何か」を優先しようと心に決め、祈りに祈り、先のことはざっくりとゆだねて、結果的に大変な方を選んだように思います。

そうして今、主の守りを実感しています。何よりそのことで得ることができた数々の恵みを数え、主の真実を賛美させられています。加えて、兄姉の祈りによる支えを覚えるのです。お祈りに心から感謝します。

（文＝加藤信行 副牧師）

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