今週のトピック

「少年ダビデのように」2019年 2月 3日

サムエル記第一 17章 48-49節

「そのペリシテ人は、立ち上がり、
ダビデを迎え撃とうと近づいて来た。
ダビデもすばやく戦場を走って行き、
ペリシテ人に立ち向かった。
ダビデは袋の中に手を差し入れ、
石を一つ取り、石投げでそれを放ち、
ペリシテ人の額を打った。
石は額に食い込み、彼はうつぶせに倒れた。」

(引用元:聖書 新改訳 2003新日本聖書刊行会)

先聖日(1/27)の教会学校はジョイジョイサンデイで子どもたちやユースたちとおもちパーティを楽しむことができました。お祈りと教師の皆様のご奉仕に感謝します。

当日、おもちを焼いたり、味付けをしていく間、聖書の時間を持ちました。せっかくの特別集会ですから、いつもと違う形でみことばを学ぼうということで、DVD(スーパーブック、3Dアニメーション作品)でダビデのストーリーを鑑賞したのですが、子どもたちの目はくぎ付けです。迫力ある映像もそうですが、勇気をもって、ゴリアテ(大きな屈強な兵士)に立ち向かっていくその歳が近い少年の姿に心が捉えられているようでした。

私自身、幼い時に絵本などを通してそのダビデの雄姿を見て、単純にあこがれていたことを思い出します。そして、「神さまが助けてくれる」という純粋な信仰が与えられ、私もダビデのようにチャレンジをしていきたいと願っていたことをも思い起こします。しかし、当時の大人たちが戦いの困難さを知るがゆえ、恐れおののいていたように、今の私も不安と戸惑いが事あるごとに先立つような歩みをしていると思います。だからこそ、もう一度少年ダビデのような純粋さに立ち返りたいと、強く願わされました。

(文=加藤信行 副牧師)


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