今週のトピック

「うるおいを大切に」2019年 1月 27日

ヨハネの福音書 7章 37節

「イエスは立って、大声で言われた。
『だれでも渇いているなら、
わたしのもとに来て飲みなさい。』」

(引用元:聖書 新改訳 2003新日本聖書刊行会)

1月になり、毎晩冷え込みが厳しい日が続き、風邪やインフルエンザなど感染症が大変流行しています。私自身、身を引き締め予防に努めようと意識しているのですが、先週テレビ番組で医師の方がこのようにアドバイスをされていたのが耳に残りました。

「心がけているのは体調管理です。特に水分を頻繁に取ること。喉が乾燥してしまうと悪いものを排除する機能が低下してしまうからです。」

聞いていて、はっとしました。体調管理(睡眠、栄養をしっかり取る)はもちろん、悪いものが入って来る入口の管理が大切という話に、確かにそうだと納得させられました。

ところで先週の青年会で、「悪からの誘惑」という主の祈りからの学びを行ったのですが、この風邪の流行の話との共通点を思わされています。この世に「悪」があるという現実は、常に私たちの日常に付きまといます。しかし実際にそれが自分の問題になってしまうのは、自分の側に拒絶できない心の弱さ、衰弱がある時です。また残念ながら自分で自分を奮い立たせるのには限界があるとも思います。だから心の中に対抗する力の源「決して渇くことがない泉」(ヨハネ4:14)をイエス様から与えていただく必要があると思います。すなわち御霊の力と導きです(同7:39)。

そして何より大切なことは、「イエス様の愛」という「うるおい」を常にみことばから頂くことこそ最も効果的な予防になるのかなと思わされています。

(文=加藤信行 副牧師)


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