今週のトピック

「年のはじめに祈りと感謝、そして喜び」2019年 1月 6日

第1テサロニケ人への手紙 5章 16-18節

「いつも喜んでいなさい。
絶えず祈りなさい。
すべての事について、感謝しなさい。
これが、キリスト・イエスにあって
神があなたがたに望んでおられることです。」

(引用元:聖書 新改訳 2003新日本聖書刊行会)

元日、少しゆったりとする時間がありましたので、自宅に届いていた年賀状をじっくりと見る(眺める?)時を持ちました。親戚の方々や友人たち、なかなかお会いできない神学校関係や関西の教会に集われている方々の近況を読みながら、自然とそれぞれの(自分自身についても)2018年の守りを主に感謝することができ、不思議な感覚を覚えました。

上記のみことばにある通り、神さまが私たちに期待されているのは、罪の世にあってもいつも喜び、祈り、感謝を主に捧げる歩みです。その事自体は印象深い聖書箇所ですからよく知ってはいます。しかし同時にそれを実際に行うことが不可能に思えるのも私の真実です。特に喜びと感謝は強制されてできるものではありません。心を伴って自然にいつも喜ぶことができるのなら、どんなによいだろうと思います。

ですから年の初め、正直頭がぼーっとしている中で、自然に祈り、感謝を捧げている自分に違和感があったのです。そしてクリスチャンの友人知人の皆様がた、敬愛する諸先生がたの励ましと慰めに満ちたコメントを読んでいく時、私の心に喜びが溢れてくることを感じ、改めて次の事を教えられた気がします。「主の命令は、周りの方々との愛ある交わりがあってはじめて実行することができる」のだと。

本年も、愛する皆様がたと一緒に、祝された良い年にしていきたいと、心より願っています。

(文=加藤信行 副牧師)


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