今週のトピック

「様々な人との関わり」2018年 12月 9日

使徒の働き 2章 9-11節

「私たちは、パルテヤ人、メジヤ人、エラム人、
またメソポタミヤ、ユダヤ、カパドキヤ、
ポントとアジヤ、フルギヤとパンフリヤ、
エジプトとクレネに近いリビヤ地方などに住む者たち、
また滞在中のローマ人たちで、
ユダヤ人もいれば改宗者もいる。
またクレテ人とアラビヤ人なのに、
あの人たちが、私たちのいろいろな国ことばで
神の大きなみわざを語るのを聞こうとは。」

(引用元:聖書 新改訳 2003新日本聖書刊行会)

最近、アルバイト先の職場にある年配の方が来られ、仕事を請け負いました。作業完了予定は1時間。しかし20分ほど経つと「まだできてない?」とカウンターに来られ、さらに5分ごとに「まだ?」と向こう側から呼びかけられます。「遅い!」と内心怒っておられるのかと思い、スタッフ一同、焦りながら作業をすることになりました。ところが、予定通りの時間に仕事を終えると満面の笑顔で「本当にありがとう」と気分を害している様子もなく帰られました。「悪気はないのだろうけど、短気すぎるよね」と苦笑しながら顔を見合わせてしまったのですが、人間の性格には想像以上に幅があるのだなと考えさせられる出来事でした。

人間千差万別と言われます。その中で人間関係を作っていくわけですから困難があって当たり前でしょう。福音を伝えていくことも、それを大前提としています。そこで聖書を見ると上記のみことばにあるように、そのような困難な状況下でも、聖霊に満たされ伝道をした人々の模範があります。時代や状況は違えど、全能の主にあっては同じだと励まされています。

(文=加藤信行 副牧師)


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