今週のトピック

「小さな秋、小さな幸せ」2018年 9月 30日

箴言 16章 20節

「みことばに心を留める者は幸いを見つける。
主に拠り頼む者は幸いである。」

(引用元:聖書 新改訳 2003新日本聖書刊行会)

このところ肌寒さを感じる日が多くなってきました。特に先週の木曜日(9/27)は雨も降っていて気温も20度前後にしか上がらない日となりました。

その日ちょうどハンナの会のために、朝から教会で待機していたのですが、少し気になることが…。それは教会前の歩道にちらほら落ちている落ち葉です。ハナミズキの葉が早くも散り始めてきたのです。寒さもありますし、雨ですからホウキではうまく集められないなと思い、どうしようかと思いめぐらしていたのですが、やはり掃除しておこうと手で拾うことにしました。

落ち葉は20数枚ですが一枚一枚集めていき、その途中ふと発見したのがオレンジ色の小さな実です。3個ほど落ち葉に紛れて落ちていたその実は、大変綺麗で、表面がテカテカと輝いていました。ハナミズキの実だったのです。本当に小さな実です。しかし私にとって小さな秋を見つけた瞬間、小さな喜びを心に与えてくれた実、神様からの恵みでした。

上記の聖書のことばによれば、みことばを心に留め信じて行う者は、幸い(気づきにくい恵みかもしれません)を見つけることができると教えられています。主に拠り頼むなら幸いが与えられるというのです。思いがけず小さな幸いを神さまから与えられたことを喜んでいた私ですが、改めてそのような歩みをしたいとと考えさせられています。

(文=加藤信行 副牧師)


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