今週のトピック

「忍耐によって得られる喜び」2018年 7月 22日

ヘブル人への手紙 10章 36節

「あなたがたが神のみこころを行って、
約束のものを手に入れるために
必要なのは忍耐です。」

(引用元:聖書 新改訳 2003新日本聖書刊行会)

今週も先週に引き続き猛暑日が続いており、日々、自分自身の健康にも気を付けつつ、教会の皆様の守りのためにも切に祈っています。

冷房がもともと苦手な私は、そのような中でも長袖を着て教会で仕事をしています。ですからその格好で外に行き、花壇の水揚げなどをすると、相当暑く、額から汗が流れ落ちてきます。暑さに負けたくない!とは思いますが、まいってしまっている部分もあったように思います。

そのような私に、神さまから大きな励ましがありました。会堂奥側の花壇なのですが、植えた直後に花が枯れ落ち、その後、葉の付き方も元気がなく、花をつけずにいたその株に、小さくはありますが、黄色い花が2つ咲いたのです。見つけた時、思わずガッツポーズをしてしまいそうになるほど、それは私にとってうれしいことでした。

実はそのあまりに弱々しい様子に何度も株を抜いてしまおうかとも考えました。しかしその度に「いやまだ枯れていない、これから咲くかもしれない」と思いとどまり、一生懸命に他の花たちと同様にたっぷり水をあげ続けてきた経緯がありました。「よく頑張ったね」と思わず声をかけながら、外での作業にも気持ちが入りました。忍耐が実を結ぶ瞬間、それは順調な時以上の喜びがあるのだと実感させられました。みことば通り、神様のみこころをそのような希望をもって行っていきたいです。

(文=加藤信行 副牧師)


[ 今週のトピックス一覧に戻る ]