今週のトピック

「道に迷っても大丈夫」2018年 4月 01日(イースター)

イザヤ書 53章 6節(抜粋)

「私たちはみな、羊のようにさまよい、
おのおの、自分かってな道に向かって行った。」

先週までイースター集会に向けてともしび通信を地域に兄姉と協力し合い、配布していました。私も伝道師になり町田に戻ってきてから7年目となり、だいぶ配布地域の地理は頭に入ってきました。そのため、時に地図をもって行かずに出かけることもあります。しかし今回、毎号私が担当している地域にともしび配布中、思ってもみなかったのですが迷ってしまったのです。長い上り坂が終わり十字路に出た瞬間、「あれ、ここどこだろう?まずい!」と。そのようになった理由は単純で、配りながら、ずっと考え事をしていたからです。

このことは私たちの人生の道のりにおいても同じではないかと思わされます。自分の思う通りに進もうとしても、目的地がわからないままでは途中で疲れ果ててしまうかもしれません。また自分の抱えている問題が多ければ多いほど、自分の道を見定める余裕はなくなるでしょう。だから指針となるべき“地図”が私たちには必要でしょう。

ともしび配布中にも私には幸い手元に携帯電話があり地図アプリがありましたので、自分の立ち位置と行くべき道を知る事ができました。そして私たちの人生にも聖書という“地図”が神様から与えられています。イエスキリストという希望がはっきりと示され、迷い惑う私自身の光となり、今何をなすべきかが示されています。

改めて自分がどのような道を歩んできたのか、どこに向かっているのかを、イエス様の復活を記念するイースターに聖書のみことばを聴きつつ思い巡らしたいと思います。

(文=加藤信行 伝道師)


[ 今週のトピックス一覧に戻る ]