今週のトピック

「極寒の中でも耐え忍ぶ花々」2018年 2月 4日

詩篇 147篇 15-18節

「主は羊毛のように雪を降らせ、
灰のように霜をまかれる。
主は氷をパンくずのように投げつける。
だれがその寒さに耐ええようか。
主が、みことばを送って、
これらを溶かし、ご自分の風を吹かせると、
水は流れる。」

この冬は大変寒い日が続いています。氷点下の最低気温が当たり前の毎日で、大雪の後、残された雪もなかなか溶けていきませんでした。そのような中で私が気にかかっていたのは、教会の花壇の花々の状態のことです。先々週の大雪の時には山ほどの雪が積もってしまい、花が痛んでしまう可能性もあり雪かきもできません。そのため溶けきるまで見守る事ぐらいしかできなかったのです。

しかし2−3日後、少しずつ雪解けをした後にひょこっり顔を出したヒヤシンスたちは、驚くことに潰されることもなく、まっすぐと太陽に向かって咲き誇っていました。自然の中に見出される生命の力強さは本当にすごいなと感心させられたわけですが、そこで話は終わりません。さらにその2日後には、すっかりなくなった雪の後に、チューリップの芽が土から顔を出していることに気づかされ、この寒い中でも忍耐して春を待つ花々の美しさに、大変感動しました。

もしかしたら、これらのことは春に向けて新年度の準備を進めようとしている私自身への神様からの励ましだったのかもしれないなと思いつつ、花々のように困難があってもそれを越えていける力強さを神様から日々頂きたいと考えさせられました。

(文=加藤信行 伝道師)


[ 今週のトピックス一覧に戻る ]