今週のトピック

「勤勉の大切さを学ぶ」2017年11月05日

箴言 21章 5節

「勤勉な人の計画は利益をもたらし、
すべてあわてる者は欠損を招くだけだ」

箴言 10章 4-5節(抜粋)

「勤勉な者の手は人を富ます。
夏のうちに集める者は思慮深い子であり、
刈り入れ時に眠る者は恥知らずの子である。」

先週は天候が安定し晴天の日が続きました。そこで夏からずっとやり残していた「仕事」に取りかかりました。それは会堂裏にある給湯器の水道管の補修作業です。

春先に給湯器につながっている水道管の周りを覆っていた補修テープが朽ちている事に気づき(あとから調べてわかったのですが...)、業者さんがそれらを全部一度取り除いたのですが、中の水道管には問題がなく、それをまた巻き直す必要があったのです。その「仕事」を私が請け負うことになったのですが、簡易の処理はすでに行っていたので、凍結が心配される冬の前までに行うことを計画し、一緒に担当することになった詳しい方にとも相談をしつつ、材料を揃えたまではよかったのですが、まだ時間に余裕があると私自身がタカをくくり後回しにしていました。。ところが夏の後半から天候の悪い日が続くことになり、「仕事」に取りかかるタイミングが図れなくなるという計算外な状況に陥ってしまっていたのです。

旧約聖書の箴言には、勤勉であることの利益が何箇所にも渡って記されています。勤勉というのは一生懸命に為すべきことを行うことだと私は理解しているのですが、今回のことで改めて「怠惰」の対比としての「勤勉」の深い意味を神様から教えられた気がします。またそれだけでなく、ひたすら1時間半近く3種類(保温、非粘着、粘着補助)のテープをぐるぐると巻くだけ、いやでも一時も気が抜けない作業をしながら、勤勉で怠らないとは、このように地道になすべきことを繰り返すことなのだなと実感させられました。そして自分の日々の生活に置きかえて、省みる時ともなったのです。一つ一つ反省をしつつ、勤勉な者へと成長していく者でありたいと心から願います。

(文=加藤信行 伝道師)


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