今週のトピック

「アメリカハナミズキは十字架の木?」2017年04月30日

ルカの福音書 23章 33節

「『どくろ』と呼ばれているところに来ると、
そこで彼らは、イエスと犯罪人とを
十字架につけた。
犯罪人の一人は右に、一人は左に。」

日に日に暖かくなり、桜やチューリップの季節は終わり、教会前の街路樹のアメリカハナミズキの花が咲き始めました。最近では、イチョウやケヤキの街路樹に代わって、このアメリカハナミズキの街路樹が少しずつあちこちに多く植えられているように感じます。それはイチョウやケヤキは将来大木になり管理するのに大変なのに比べ、アメリカハナミズキはあまり大きくならず、花も緑も紅葉も楽しめるからかもしれません。

教会前の街路樹は、以前は柳でしたが、20年(?)ほど前の台風でほとんどが倒され、その後このアメリカハナミズキに植え替えられました。アメリカハナミズキについては、何も知りませんでしたので、教会で話題にしたところ、ある方が、「ハナミズキはイエス様の十字架の木という言い伝えがありますよ」と教えてくれました。その理由として、4枚の花弁が十字についており、花弁の真ん中に、釘の跡のような黒い点があることです。真意の程はわかりませんが、私はこの話に大変感動して、いっぺんにアメリカハナミズキが好きになりました。また、白い花が多い中で、教会前の1本が赤い花で、イエス様の血潮を現しているようで、見る毎に、主イエス様の十字架の苦しみと贖いを思い出して感謝しています。

(文=松本俊雄 牧師)


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