今週のトピック

「体は神の不思議な業(わざ)」2017年02月05日

詩篇 139篇 12-14節

「あなたにとっては、やみも暗くはなく、
夜は昼のように明るいのです。
暗やみも光も同じことです。
それはあなたが私の内臓を造り、
母の胎のうちで私を組み立てられたからです。
私は感謝します。あなたは私に、
奇しいことをなさって恐ろしいほどです。」

先週の金曜日(1/27)、三ケ月1回の歯科の定期検診に行ったら、奥に「親知らず」が生えてきています、「レントゲンで歯茎の中を詳しく調べてみましょう」と言われました。そこでお願いして、詳しく調べてもらいました。成長して少し表面に出て来ていますが、急ではないし、抜くのも大変なので、もう少し様子をみることになりました。私はこの話を聞きながら、人間の体は本当に不思議なものだと思いました。

私は70歳になりましたが、体のあらゆる面で衰えが目立ち、つい不平や愚痴が出てしまう毎日を送ってしまいます。「これではまずいなぁ」と思いながら、何ともならない自分につい平安を失ってしまいます。そんな中で、まだ自分には成長過程の部分があるとは、本当に不思議でうれしいことだと思いました。

そういえば、ずいぶん以前、人の体にはこれだけ科学や医学が進んでも、まだ解明されていない、多くの部分があると聞いたことがあります。そう思うと、自分の身体も最終的には、自分(医学)で管理しきれるものではなく、何処かで神の御手にゆだねなければならないことも、覚悟しなければならないと強く示されました。

(文=松本俊雄 牧師)


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