今週のトピック

「ことばは人を支配する」2016年12月18日

 Iペテロの手紙 3章 10節

「いのちを愛し、
幸いな日々を過ごしたいと思う者は、
舌を押さえて悪を言わず、
くちびるをとざして偽りを語らず、
悪から遠ざかって善を行い、
平和を求めてこれを追い求めよ。」

11月26日(土)のデイリーブレッドに「今日、私たちの口を見張り(詩篇141:3)、人を傷つけないように助けてください」というコメントが書いてあり、ドキ!っとしました。以前教員をしている時、学級崩壊に至る筋道で、子どもたちの変化はまずことばに現れます。それから、ことばの変化→服装や持ち物の変化→物品の破損→暴力や反抗、と続き、担任だけでは手に負えなくなることが多くありました。そのため、私は子どもたちのことば遣いにいつも注意し、その兆候が現れたらできるだけ早く、なぜ子どもたちがその様なことばを遣うのか?という本当の原因を探って対応していくと、早い段階で解決の道が開かれました(すべてがうまくいった訳ではありませんが・・・)。その時、対応が遅れ暴力や反抗までいってしまうと解決はなかなか難しくなりました。

そのために、私はまず自分自身のことば遣いにいつも注意していました。ところが、最近否定的なつぶやきが多く、後で気づき悔やむことが多くなりました。ことばは言ってしまうと、永久に取り戻せませんから怖いです。では、「口の見張り」とは誰でしょうか?それは、みことばを通して与えられる神様からの警告以外に無いと思います。今日も助けてくださいと祈りたいです。

(文=松本俊雄 牧師)


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