第１コリント人への手紙 9章 27節

「私は自分のからだを打ちたたいて従わせます。
それは、私がほかの人に宣べ伝えておきながら、
自分自身が失格者になるようなことのないためです。」

先週の土曜日(11/19)に、婚約式が行われました。この婚約式に至るまで、式を行ったお二人の希望によって、八回ほどの聖書からの結婚の学びと信仰の学びを、二人と私たち夫婦で行いました。今までの結婚の学びは主に日曜日の礼拝後、結婚する二人と私で行っていました。今回は信仰の学びも同時でしたので、土曜日の午前中少し時間をかけて行いました。また、今回は家内も一緒でしたので、家内の立場からの意見も大切にしながら学びを進めました。

私たち夫婦は結婚して、今年で約４５年経ちますが、よく守られたなぁ、とは思っていましたが、問題や不一致についてあまり深く考えとことはありませんでした(私だけの思いで、家内は深く考えていたかもしれませんが・・・、)。

しかし、学びを続けるうちに、自分は人に教えることと自分で行っている事とは、ずいぶん違っているなぁ、と深く気付かされました。特に、結婚の教えは一番身近なことであるため、当事者にはなかなか現実は見えていない事に気付かされ、急に恥ずかしくなりました。結婚生活の中で、問題や不一致が起きて直ぐに解決できない場合、自分なりにずいぶん忍耐したり、譲歩したりしているつもりでしたが、家内はもっとしていることを知り、目から鱗でした。本当に真剣にならなければと焦っています。

（文＝松本俊雄 牧師）

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