今週のトピック

「人生で一番厳粛な時」2016年10月02日

伝道者の書 12章 6節

「こうしてついに、銀のひもは切れ、
金の器は打ち砕かれ、
水がめは泉のかたわらで砕かれ、
滑車が井戸のそばでこわされる。」

先々週の9月19日(月)朝3時に、M教会のA牧師が心不全のため73歳で召されました。私は先生には、信仰の最初から導かれ15年間ほどM教会で大変お世話になりました。先生は牧師と言うより、何でも話せる先輩のような存在でした。先生は大学を卒業されると同時に、「人に従うより、神に従うべきです。(使徒4:19)」だと、伝道献身され牧師の道を歩まれました。それは、それまで自分の事しか考えなかった自分にとって眩しいような存在でした。19歳で信仰を持った時から、生涯先生の下で神様に仕えて行こうとさえ思っていました。

その後、別な道が示され、他の教会に移り、そこで伝道者へと招かれ、町田で伝道を始め今日に至っています。最近の先生は少し声が出にくいと話されていましたが、得意に致命的な体調の悪い所はなく、「後継者が与えられるまで後10年頑張る」と話されていたそうです。今回の突然の召天は本当に驚きましたが、9月18日(日)敬老感謝礼拝で学んだ「自分の日を正しく数えることを教えてください。そして私たちに知恵の心を得させてください。(詩篇90:12)」、のみことばを本当に自分のものとして読まなければと強く示されています。

(文=松本俊雄 牧師)


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