ヘブル人への手紙 11章 3節

「信仰によって、私たちは、
この世界が神のことばで造られたことを悟り、
したがって、見えるものが
目に見えるものからできたのではないことを
悟るのです。」

東名横浜町田ＩＣ入口の立体交差が完成し、教会キャンプの帰りに通りました。

この工事は私が町田に来た３５年前から始まっていました。国道１６号線、国道２４６号線、そして東名高速の出入り口と複雑な交差があり、いつも大渋滞を起こしていました。工事はまず１６号線をまたぐ２４６号線の立体交差を造り、その上に東名出入り口を迂回する１６号線の立体交差を造るというものです。三重の立体交差ですからその規模は壮大で、近くの「万葉の湯」の６階建てのビルと同じくらいの高さがあります。工事のために、それでなくとも渋滞する道路がますます渋滞するように思えていました。特に遠くに出かけてやっと東名を出てからその先が渋滞していると、急に疲れが出るように感じました。また夜間工事が多いのか、工事は遅々として進んでいないように見えて、この工事は途中で断念してしまうのではないか？とさえ思っていました。

ところが、ついに今このように完成したのです。想像ですが、３５年以上前からですから、行政の担当者も設計者も今はもういないと思います。その人たちが計画し幻に描いていたものが、今現実の形として目で見、私たちが利用しているのです。そう思うと神様の計画は人間以上ですから、世界が神のことばでできたことが、納得できます。

（文＝松本俊雄 牧師）

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