今週のトピック

「植物の緑は神の計画性」2016年05月01日

創世記 1章12節

「地は植物、すなわち種を生じる草を、
種類にしたがって、
またその中に種がある実を結ぶ木を、
種類にしたがって生じさせた。
神はそれを見て良しとされた。」

創世記 1章30節

「また、地のすべての獣、空のすべての鳥、
地をはうすべてのもので、
いのちの息のあるもののために、
食物として、すべての緑の草を与える。」

つくし野や恩田川の桜の花が終わり、見事な新緑の季節となりました。今年は雨が多いせいか緑が一段と輝いているように思います。日本人の一番好きな色は、白と緑であると何かの本に書いてあるのを読んだことがありますが、豊かな自然の中で農耕を営んできた日本人として何となく賛同できます。緑を見ると何となくそこに、生命を感じるからです。聖書の創世記の記事によると、神様は3日目には海と地を造られ、地には植物を生えさせた記事があります。そして、それは5日目以降に造られた、すべての生き物の食物となると定められました。わたしは、この記事を読む毎に、神には計画があることを強く教えられます。もしこの時、食物となる植物より先に、生き物が造られたなら食物がなくなってしまうからです。

Iコリント10章13節に「神は真実な方ですから、あなたがたを耐えられないほどの試練に会わせることはありません。むしろ耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます。」ということばがありますが、神の真実とは常に計画性があることだと思います。そう思うと、少しおこがましいですが、予想外の試練の中でも、この中の「神の計画とは何なのだろうか?」と考え、期待も出てきます。

(文=松本俊雄 牧師)


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