今週のトピック

「ワーク・ライフバランス」2016年04月17日

伝道者の書 4章 6節

「片手に安楽を満たすことは、
両手に労苦を満たして
風を追うのにまさる。」

4月11日(月)のデイリー・ブレドに、仕事中毒にならないように「ワーク・ライフバランス」の大切さを教えるコメントが記されていました。前に紹介した渡辺和子さんの「置かれた場所で咲きなさい:幻冬社」の本の中にも、「木を切るのに忙しくて、斧を見る暇がなかった」ということばがありました。忙し過ぎることは、自分を見失うことになりますので、本当にその通りだと思いました。しかし、ではどのように自分の生活に実現していくかとなるとなかなか難しいことになります。

教員を退職してから今年で10年になります。その時、週に一日月曜日は休もうと決めました。しかし、その後保育園の仕事が始まり、最初はお手伝い程度に考えていましたが、だんだん仕事と責任が大きくなり、特に話し合いや、会議の予定を自分ばかりで決めることが難しくなりました。最初のうちは月曜日に仕事が入った場合は、他の日を休むようにしていました。しかし、他の人が働いているのに、自分だけ休むのも何となく気が引ける思いがして、つい動き回ってしまうようになってしまいました。

しかし、今回このコメントを読んで、「神様が休みなさい」と言っているのに、休まないのは大きな高慢であり、罪だと深く示されました。風を追うような人生で終わってはいけないと、強く自分に言い聞かせています。

(文=松本俊雄 牧師)


[ 今週のトピックス一覧に戻る ]