エペソ人への手紙　５章　１５−１６節

「そういうわけですから、
　賢い人のように歩んでいるかどうか、
　よくよく注意し、機会を十分生かしなさい。
　悪い時代だからです。」

今年も本屋さんの前に行くと、ダイアリーがたくさん積んであるのを見かけるようになりました。 私にとってダイアリーは年々とても大切になって来ました。物忘れや思い込み防止の大事な対策だからです。 約束や計画を入念に書き込み、朝夕に目を通し落ち度のないようにしなければなりません。そして最近では、 見て確認するだけではだめで、予定を見ながら頭の中でよく考えなければならないと自分に言い聞かせています。

日程を確認し、ダイアリーを閉じた途端、頭に何も残っていない時があるからです。そのため、日程を確認するだけでなく、 その内容をイメージし、持ち物をもう一度確認するようにしていますが、それでも二重に予定を入れてしまったり、 大事な物や資料を忘れたり反省の日々です。

またいつも持ち歩きますので、形や厚さ、大きさも大切になってきます。カバンに入りやすく、ちょうど一年分の予定と 打ち合わせ記録が書き込める物が必要になります。そして、今までこのダイアリーだけは教会が始まって以来保管してきましたが、 ３０冊以上になりだいぶ多くなりましたので、保管は１０年前までと決めて処分しました。少し寂しい気もしましたが、 返って気が楽になり、今の時をそれ以上に大事にしようという気持ちも湧いてきました。

（文＝松本俊雄 牧師）

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