信仰告白

私たちの教会が信じていることを要約し、ご紹介します

1、聖書について

信仰のはじめ、権威は聖書に

旧約・新約聖書、あわせて66巻は、言語霊感(神なる聖霊が著者に働き、ことば遣いに至るまで守り導いた働き)を受け、原典(写本や翻訳された聖書ではない、元々の書かれた書簡)において、全く間違いのない神のことばであると信じます。
聖書は、私たちの信仰と生活における最高にして、究極的権威を有すると信じます。
参照聖句:申命記31:24-26、IIテモテ3:16など

2、神について

信じている神様

唯一であり、永遠、全知、全能、不変、偏在、創造主なる神さまが、生きておられ働いておられることを信じます。
その神さまは、父なる神、御子・イエスキリスト、聖霊の三つの人格を持たれ、同じくその本質において一つであると信じます。
参照聖句:マタイ19:26、創世記1:1−3、ローマ1:7、11:33、ヘブル1:8、詩篇139:7−10、使徒の働き17:24-28、ヨハネ1:1−14など

3、イエスキリストについて

救い主であり神の御子であるイエス・キリスト

約2000年前に、御子イエス・キリストは聖霊により受胎し、処女マリヤより生まれ、この世に降誕されたと信じます。
この方こそ、すべての人間を罪の世から救うことができる、真の神であり、真の人であると信じます。
参照聖句:マタイ1:18、ガラテヤ4:4、イザヤ7:14など

4、聖霊について

豊かな神なる聖霊の働き

聖霊が神であることを信じます。
その働きは人の良心に働きかけ、1)唯一の神を示し、2)人間に罪を自覚させ、3)イエスキリストを指し示し、4)真理を教え、悪い行いを止まらせ、5)祈りと礼拝、奉仕および生活において信者に力を与え、6)信者の慰め主、助け主として常に心のうちに住まわれていることを信じます
参照聖句:ヨハネ3:5−8、14:26、16:7−14、エペソ4:3、ローマ8:11など

5、人間について

創造された人間、そして罪

人間は創造のはじめに、神のかたちに造られ、神と交わりができる特別な存在として造られましたが、そのはじめの人アダムが神に対して罪を犯した結果、肉体的な死だけでなく、神からの分離という霊的な死を招き、すべての人間は生まれながらに、その罪の性質を持っていること、神の前において罪人であることを信じます
罪の結果として、1)神の前に立つことのできる正しさを失い、2)聖なる神との交わりができなくなっており、3)霊とからだのあらゆる機能がゆがめられ、汚れてしまっており、4)はじめの人が罪を犯した時に、すべての人間もいっしょに堕落し、罪人となったことを信じます。
参照聖句:創世記1−3章、ローマ3:23、5:12、エペソ2:1など

6、救いについて

イエス・キリストによる唯一の救いの道

主イエス・キリストが私たちの罪のために、身代わりとなり十字架にかかり死んで下さったこと、私たちを義とするためによみがえられ、今、天にて生きて働く神でおられることを信じます。
十字架上で成し遂げられた神の御子の犠牲の故に、私たちは行いとは無関係に、その信仰によって、神の恵みにより救われます。
すなわち信仰によってのみ、永遠の滅びから救われて、神のみ許に永遠に移される永遠のいのちを、どんな人であっても得ることができると信じます。
参照聖句:エペソ2:8−10、ヨハネ3:16、5:24、ローマ10:9−10、IIコリント5:19など

7、教会について

独立した地方教会による自治

教会は、キリストが唯一のかしらであり、聖霊こそが唯一の監督であると信じます。
故に、それぞれの教会は絶対的な自治の権利を有し、いかなる個人的、組織的政治による干渉から自由で、教会の働きとその方法については各教会の判断こそ絶対的であり、地方教会の意思が最終的なものであると信じます。ゆえに、私たちの教会は、いかなる団体や組織に属しません。その上で信仰に堅く立つ諸教会が、福音宣教の発展のために、互いに助け合い戦うことこそ聖書的であると信じます。
参照聖句:エペソ5:23など

8、礼典について

2つの礼典・バプテスマと主の晩餐

教会には、以下の2つの礼典を行うように、イエス・キリストが命じられたことを信じます。
聖書に基づくバプテスマとは、地方教会の権威によって、父と子と聖霊の御名によって信者に浸礼(水に全身を浸す)を施すものです。バプテスマは、十字架につけられ、葬られ、よみがえられた主イエス・キリストに対する私たちの信仰を象徴するものであり、古い人に死んで、新しく復活のイエス・キリストともに生きることを証しするものです。

主の晩餐(聖餐式)は、主イエス・キリストが十字架にかかり、すべての人の身代わりとして死なれたことを記念するために定められました。主の晩餐に預かる者は、信仰を公に告白した者であり、またその預かる前には、各自、自分自身を十分に吟味し、信仰生活を顧み、神の前に悔い改めをすることが勧められていると信じます。
参照聖句:マタイ28:19、ローマ6:1−10、Iペテロ3:21、Iコリント10:16−22、11:23−34など

9、終末について

イエス・キリストの再臨

主イエス・キリストが見える形で、その治められる千年王国の直前に、再びこの世に来られることを信じます。
彼の再臨における先に死なれた信者の栄光の身体への復活、救われた者の永遠の祝福、失われた者の永遠の刑罰を信じます。
参照聖句:ヨハネ14:3、Iテサロニケ4:13−16、使徒1:11、ルカ1:31−33、ゼカリヤ14:4、黙示録20:4−6、21−22章など


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