今週のトピック

「新たないのちの力」2019年 4月 28日

コリント人への手紙第二 5章 17節

「だれでもキリストのうちにあるなら、
その人は新しく造られた者です。
古いものは過ぎ去って、
見よ、すべてが新しくなりました。」

(引用元:聖書 新改訳 2003新日本聖書刊行会)

先聖日、私たちはキリストの復活を記念し、イースター(復活祭)を共にお祝いしました。礼拝においては、みことばを通して祝福を分かち合い、子どもの集会においては「体験」を通してもその喜びを分かち合うことができたと思います。

今年で4回目になりますが、春の新緑が溢れる中、CSではゴスペルダンスを子どもたちと教師たちで捧げています。復活のシンボルとして新たな命が宿るタマゴが慣れ親しまれてきたように。野を跳ね回るウサギがマスコットとして扱われるようになったのと同様に。いかに与えられた新しい「いのち」が素晴らしいかを表現する意図でプログラムに組み込んでいます。

私は諸事情(練習不足)により本番では初めて見守る側になったのですが、子どもたちの「(主を」喜びたたえよ」という賛美にあわせて飛び跳ねている様子を見ながら、私自身のうちに与えられている「いのち」がいかに豊かで、力に満ち溢れているかに思い巡らす時となりました。

もっとも私自身、いつもその新たないのちの中で生きている実感を持ち続けることができていませんし、むしろ主を忘れ目の前のことに右往左往するような者です。だからこそ、主はみことばを与えられ、イースターにあたって復活の希望を思い起こす機会が私に与えられているのだと思います。どんな困難をもこの「喜び」によって超えていけることを改めて信じたいです。

(文=加藤信行 副牧師)


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