今週のトピック

「休めるかなと思ったけれど...」2019年 1月 20日

マルコの福音書 6章 31,33節(抜粋)

「そこでイエスは彼らに、
『さあ、あなたがただけで、
寂しい所へ行って、しばらく休みなさい』
と言われた。(31節)
ところが、多くの人々が、彼らの出て行くのを見、
それと気づいて・・・(33節)」

(引用元:聖書 新改訳 2003新日本聖書刊行会)

クリスマス商戦から年末年始の賑わいと、量販店や飲食店において一年で最も忙しい時期が先週の3連休で一区切りとなりました。私がアルバイトをしているお店も連休明けに出勤したところ、フロアがガランとしていて、予想はしていましたが驚かされました。

ところが意外なことに、仕事は全く楽ではありません。それもそのはず、客数の予想に合わせて予めシフト人数が減らされているのです。そしてもう一つの理由・・・。それぞれ疲れが溜まってしまっているので、互いに思うように動けないのです。私自身、ほっと一息と想像して出勤しましたので、気持ちを切らさないようにと意識し、「ミスをしませんように」と心の中で祈りながらの長い一日となりました。

聖書の中に、上記のようなイエス様の御言葉があります。遠くに伝道へ出かけた弟子たちに休みなさいと命じられたのです。ところがいざ休もうと移動すると人々がその先回りをしており、弟子たちは結局働かざるを得なくなったとも記されています(6:34-45)。しかしそのような時に行われたのが「五千人の給食」の奇跡だったのです。そのことを聖書を読み進めて改めて知り、大きな励ましを神さまから頂く事ができました。(ちなみにその後にしっかりと休息が与えられています)

「もうひと踏ん張りしなくては(汗)」という時こそ、気を抜かず神様にさらに力を頂いて歩んでいきたいです。

(文=加藤信行 副牧師)


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