今週のトピック

「白銀の世界」2018年 1月28日

ヨハネの黙示録 21章 11節

「都には神の栄光があった。
その輝きは高価な宝石に似ており、
透き通った碧玉のようであった。」

先週月曜日(1/22)に4年ぶりの大雪が都内にも降り積もり各地で大きな影響がありました。改めて自然の力には人間は勝てないことを思わされました。

さて翌火曜日、午前中から会堂周りと歩道の雪かきを協力して行っていた時のことです。作業途中に、休憩のため教会に入ると室内が大変暗く感じます。電気はついていますから、外がいつも以上に明るかったということに気づかされました。雪国では当たり前のことなのでしょうが、「白銀の世界」のまばゆさを自分が今、体験していることにちょっとした感動を覚えると同時に上記のみことばを思い起こしました。

ヨハネの黙示録の後半部分には神様が備えてくださっている天の都の素晴らしさが詳しく記されています。すべてのものが金や、宝石に似た輝きを放っている描写は非現実的です。しかし白銀の世界の明るさを感じた後に、日常の明るさが暗く感じられたように、天国の輝かしさと、今の世の歩みに大きな違いがあることは間違いないでしょう。

私自身、最近肉体的な弱さを実感する日々を過ごしていたのですが、「もはや死もなく、悲しみ、叫び、苦しみもない。なぜなら、以前のものが、もはや過ぎ去ったからである。(黙示録21:4)」と記されている天の御国の希望を、「雪の日」は思い起こさせてくれました。雪かき自体はやはり大変でしたが、それ以上に神様からの励ましも大きかった一日でした。

(文=加藤信行 伝道師)


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