詩篇 119篇 65-66節

「主よ。あなたは、みことばのとおりに、
あなたのしもべに良くしてくださいました。
よい分別と知識を私に教えてください。
私はあなたの仰せを信じていますから。」

先々週の土曜日(11/25)にクリスマスイルミネーションを設置しました。その際、昼間はタイマー装置によって自動消灯するように初めに設定作業を行うのですが、日曜日の朝に来てみると点灯したままになっており、大変焦りました。一度コンセントを抜き、夕方に差し直してみたのですが、今度は点灯せず、試行錯誤した後に点いたのですが、翌月曜の朝、やはりタイマーが正常に作動せず…。そこで故障も疑いながら、機械を詳しく見ようとした矢先、単純にコンセントを差し込むべき機械を間違えていただけ(タイマーは２機あるのです)、という根本的なミスに気づかされたのです。

私の場合だけかもしれませんが、根本的な間違いほど気づきにくい時があると思います。まさかそこは間違えていないだろうと思うからです。ただ気づく事さえできれば、単純な方法で修正できます。イルミネーションもすぐに設定し直せました。

そしてこれは信仰の世界においても同様だと思わされます。問題が目の前に立ちふさがると、どうしても細かい部分を何とかしようと悪戦苦闘したり、物事を複雑に考え過ぎたりしてしまいます。ただ根本的な問題が私の不信仰にあるのならば、解決策は単純だと思うのです。主の力とあわれみを思い起こし、そして上記のみことば通りの信仰告白に立ち返る事こそ、私に本当に必要なことだと、改めて示されています。

（文＝加藤信行 伝道師）

[ 今週のトピックス一覧に戻る ]