今週のトピック

「水仙の花のような『愛』」2017年03月19日

第1コリント人への手紙 13章 13節

「こういうわけで、いつまでも残るものは
信仰と希望と愛です。
その中で一番すぐれているのは愛です。」

教会の入口右側の街路樹、ハナミズキの根元に水仙が咲いています。水仙の花は咲く期間が長く、春一番1月の末ごろから咲き始め、3月末頃まで次々に咲きます。同じ場所に他の花も植えてありますので、あまり派手でない水仙は良く見ないと気づかないこともあります。この水仙は会堂ができて間もない今から25年程前、街路樹の根元に植えたものです。その当時の街路樹は柳の大きな木でしたが、十数年前の台風でほとんどが倒され、その後にハナミズキが植えられましたが、その時も球根の何個かが残り、それから毎年毎年少しずつ増えて花を咲かせています。水仙は増え方に結構勢いがあり、数年で街路樹の根元一杯になり、他の花が植えられないので、時々半分ぐらい抜いていますが数年で元の数まで増えます。水仙は本当にすごいなぁと思います。

私も教会で何種類かの草花に挑戦して来ました。最初頂いた洋らんをもとに「シンピジューウム」や「デンドロビューウム」に10年ぐらい取り組みました。それから同じ頃、春一番のサクラソウにも取り組みました。いずれも楽しみましたが、多忙を理由に止めてしまいました。

しかし、花のことを考えながら、教会で失ってはならないものは何だろうと考えました。それは「愛」だと思います。毎年毎年確実に花を咲かせる水仙を見ながら、変わらない「愛」を求め続ける教会でありたいと願いました。

(文=松本俊雄 牧師)


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