今週のトピック

「ある先生からの病の手紙」2016年11月27日

 第2コリント人への手紙 12章 7節

「また、その啓示があまりにもすばらしいからです。
そのために私は、高ぶることのないように、
肉体に一つのとげが与えられました。
それは私を打つための、サタンの使いです。」

11月14日(月)に突然、ある先生より、病のお知らせのお手紙を頂きました。「8月ぐらいから体調に変化を感じ、大学病院で検査を受けながら、働いておりましたが、10月末に入院し、最終的な検査の結果がわかりました。それは、難病指定されているもので、治療がなかなか難しいものだそうです。」私は、読んでいて大変驚き、また大変なことになったという思いと、また私自身大変恥ずかしい思いがしました。

私は、ここ2-3ケ月何となく体のあちらこちらが不調で、数か所の病院にかかっていましたが、どこも完治とはいかず、またいろいろな人の意見も参考にしながら対応してきましたが、余計混乱し、すっかり自己憐憫に陥り、まずいなあと思いながらも、悶々とした日を過ごしていたからです。私は人間の苦しみの原因は、「病、貧困、争い」、であると言われていますが、その中でも「病」が一番大きいと思っています。そして実際、病にかかると、手も足も出ない自分に本当に情けなくなります。

しかし、その先生からの手紙には最後に上記のみことばが記されていました。先生は単立バプテストを代表するような、若手のホープだと信じていました。その先生がこのみことばを書かれた信仰に、ただ圧倒されました。悔い改めなければと示されています。

(文=松本俊雄 牧師)


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