今週のトピック

「使徒時代のような教会」2016年09月25日

詩篇 136篇 1節

「主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。
その恵みはとこしえまで。」

先週の月曜日(9/19)、家内と加藤伝道師一家で、大阪のS教会の教会創立50周年記念式典に参加し多くの恵みを受けて帰って来ました。S教会はT先生(伝道師夫人)の母教会であり、加藤伝道師が神学生時代、2年間奉仕教会としてお世話になりました。また私自身も研修をさせていただいた事もあり、今までも大きな刺激を受けて来ました。

私は19歳の時、小さな教会で信仰を持ちました。伝道の意欲に燃え、教会の奉仕を喜んでやりました。ところが伝道してもなかなか教会は成長しませんでした。聖書の使徒の働きを見ると、福音がエルサレムから始まり、ユダヤ、サマリヤの全土、および地に果てまでとわずか100年足らずで、当時の世界(地中海地方)に広まったことが書かれています。そして近年でも南米、韓国、中国でそんなニュースを聞きます。ところが日本では、自分の現実も含めて、なかなかそのようなニュースを聞くことが少ないです。そしていつの間にか私自身の信仰も「日本では無理なのかな?」と弱ってしまいました。

そのような時、S教会の様子を聞き、家内と見学に行きました。そして、そこで使徒時代のように神様が働き、人々の心を捕えている様子を見、自分の不信仰を深く悔い改め、「日本でもできるのだ」と強く示されました。それから約40年経ち、遅々たる歩みですが、「信仰によってすべては可能なのだ」と今も信じています。S教会がこれからも、主に用いられ、福音伝道と、日本の多くの教会の希望として前進されますことを願っています。

(文=松本俊雄 牧師)


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