創世記　１章　２６節

「神は仰せられた。『さあ人を造ろう。
われわれのかたちとして、われわれに似せて。
彼らが、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、
地をはうすべてのものを支配するように。』

省エネ、地球温暖化防止の取り組みが、待ったなしの時代になりました。特に保育園で毎日子ども達を見ていると、どんなことをしても、この子ども達の為に、少しでも良い環境を残さなければならないと思わされます。ただ自分に何が出来るのか？となると、すぐに思い浮かばないのが残念でした。無駄な水や電気を使わない、ゴミをなるべく出さない、車よりも電車やバスを利用する等は、心がけていますがそれ以上はなかなか思い浮かびませんでした。

そこで、一つ考えて、毎日使うボールペンを１回限りの使い捨てにしないで、芯だけを交換するようにしました。１本１００円のボールペンですが、替え芯も８０円します。あまり経済的効果はないように思いましたが、ささやかな抵抗をしようと４年前ぐらいから始めました。そのボールペンはインクがジェルタイプの物で、あまり力がいらず、サラサラ書けてとても気に入っています。

私は、メッセージの原稿はすべてボールペンで書くので、毎日相当量使う事になり、１本の芯が３週間ぐらいでなくなります。そして新たな発見がありました。それは同じボールペンの軸が４年間毎日毎日使ってもぜんぜん壊れないと言うことです。今まで１回で捨てていた物が、こんなに使えるのかと本当に驚いています。また、今まで１年１０本としても、３０本ぐらい無駄にしていたのかと思うと、ささやかな抵抗もやって良かったと思いました。

（文＝松本俊雄 牧師）

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